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Panasonic FCXC06 “Sweet Nightmare"

前回の COLNAGO C40 に続き、同じくこの日一緒に走った後輩の1台。

【メーカーHP】http://cycle.panasonic.jp/products/pos/custom_order/fcxc06/

パナソニックのカスタムオーダー車、いわゆるパナモリを、"グランピースタイル”やYouTubeへの動画投稿などで有名な広島のバイクショップ grumpy にオーダーしてできたハイセンスな1台です。

 

紹介動画がこちら。

 

フレーム

まず目がいくのはこの独特の配色。

パナソニックのカラーオーダーは数種類のデザインバリエーションから選択できて、これはそのなかでも AD-GD / Gradation という配色。

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「絶対に他と被らない色」ってことで選んだそう。乗り手のハイセンスな一面が光ります。

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ピンクからオレンジのグラデーション、奇抜だけど派手すぎない良い塩梅

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パイプはタンゲのプレステージ。 両端が厚く、真ん中が薄いダブルバテッドです。

 

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ワイドなクリアランス

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シートステイには剛性確保のブリッジ

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チェーンステーガードに巻かれてるのはテニスラケット用のグリップかな?

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ダウンチューブにはダボ穴がたくさん。ここにアウター受けをつけてフレームに沿わせています。

穴の周りの手裏剣型はボトル台座補強板で、ボトルの振動で発生する応力を分散させる効果があるそう。

 

フォーク - Panasonic オリジナルカーボンフォーク with グランピーペイント

FCXC06はパナソニックオリジナルのカーボンフォークを採用しています。が、

この写真のように、パナソニックではカーボンフォークのペイントはできない仕様。このままだとなんだか統一感に欠ける…

そこでグランピーにフォークの塗装を依頼。フレーム色をスキャナで読み込んで調色して、フレームと全く同じ色を再現しているそうです。

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内側をピンクで塗り分け。

IMG 2803このフォークが黒のままだと与える印象は大きく違うはず。

外注ではなく、オーダーしたショップで気軽にペイントしてもらえるのは嬉しい。

 

ヘッドパーツ : Chris King NoThreadSet  

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今は廃版になったピンクがばっちり似合ってる

 

フロントシングル - クランク : SHIMANO ULTEGRA FC-R8000

                     チェーンリング : WOLF TOOTH DROP STOP 40T

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最近流行りのフロントシングル!

動画にもありますが、この組み合わせはそのままでは干渉してしまうため切削加工が必要だったそうです。

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カセットスプロケット : SHIMANO SLX CS-M7000 11-42T

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11速化したSLXで、フロント40T / リア11-42T の組み合わせ

ロードバイク ギア比 速度計算ツール roadbike gear and speed tool

ギアテーブルで見るとこうなります。これなら急な上りから平地巡航まで対応可能。

ディスクローターを覆い隠すスプロケットの存在感がすごい。

SHIMANO(シマノ) スプロケット CS-M7000 11S 11-42T ICSM7000142
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リアディレイラー : SHIMANO ULTEGRA RX RD-RX800

 エンド : WOLF TOOTH ROADLINK DM

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ディレイラー取り付け位置を下げて巨大スプロケに対応させるロードリンクと、R8000シリーズから新登場したアルテグラRXのディレイラー。MTBではおなじみのスタビライザーが付いてます。

ブレーキ : AVID BB7 S Road

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機械式だとこのBB7かTRPのSPYREあたりが鉄板かな

一番の特徴はパッドのクリアランス調整を工具無しでできること。ロゴ下のネジを素手で回して調整できます。 昔はここが赤いのが特徴だったけど、ロード用は黒で主張しない感じになってます。

この記事は機械式キャリパーの比較でわかりやすかった 

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タイヤ : Panaracer GRAVELKING SK 32c

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グラキンのブラウンサイド。32cなのでクリンチャー仕様です。以前無理やりチューブレス化してみたら普通に使えてしまったのは内緒。オンロードメインなコースにはぴったり。

 

ホイール - リム : Velocity aileron / ハブ : SHIMANO XT HB/FH-M8000

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グランピー一押し、ちょっと高めの28mmハイトリム。チューブレス化も可能。

aileron : 意味は「補助翼」   エアロ効果もあるそうです。

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ハブはシマノのXT。スルーアクスルではなくQRです。最新のXTRでは遂にフロントのQR仕様のハブはディスコンとなりました。

うるせえよい。

 

ハンドルバー : EASTON EA70AX

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ちょっとこの写真じゃ判りにくいけど、下ハンに向かうに連れて末広がりなグラベルロードでよく採用される形。

ステム : THOMSON X4

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トムソンのステム、X2はボルト2本のロード用でX4はオフロード想定の4本。両方共アルミ削り出しだけどこちらの方が直線的でゴツめな印象。

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シートポスト : THOMSON ELITE SEAT SETBACK POST 

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やぐらではなくピラーを曲げてオフセットを稼ぐ独特の形状が良い意味でこのバイクの奇抜さを底上げしてる。

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Sweet Nightmare

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いろいろとこだわりポイントを聞いていって、最後に彼が控えめに見せてくれたのがこれ

Sweet Nightmare  -甘い悪夢-

これは…キてるな。ピンクとオレンジの車体から一気にタバコの flavorがしてきたぜ…

 

これは1980年代末に放送されていたバラエティ番組、『夢で逢えたら』(通称『夢逢え』の副題から採ったそう。ちなみに彼は90年代生まれ。

「その番組のスポンサーがPanasonicだったんですよ。ロゴ入れのオーダする時めちゃくちゃ恥ずかしかった…」

斯様に人のこだわりは千差万別である。

 

あとがき

全くの私事ですが、

 

ということで、今後は育児と仕事を両立しながらの自転車生活です。

必然的に趣味に割ける時間は少なくなってしまいますが、これからものんびりと更新を続けていきたいと思いますのでよろしくおねがいします。