【14台目】TREK 1000 Discovery Channel Edition (2007)

自転車図鑑
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TREK 1000 Discovery Channel (2007)

【メーカーHP】→https://archive.trekbikes.com/au/en/2007/trek/1000#/au/en/2007/trek/1000/details

友人の結婚式で長野へ行くついでに信州の名だたる峠をツーリングしてきました。

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その2日目、三本滝方面から乗鞍の畳平へむけてのんびり登っているときにお会いしたサイクリストの1台。

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峠を登りながらお話させてもらううちに意気投合。一緒に畳平を目指すことになりました。

もともとは大学のサイクリングクラブで丸石エンペラーのランドナーに乗っていたらしく、この自転車は数年前にオークションの中古で手に入れたものだそう。

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その昔ランス・アームストロングがいた時代のディスカバリーチャンネルのデザイン。

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フレームのグレードで言えば入門機になるんだけど、もうこの佇まいだけでタダモノじゃ無いことはひしひしと伝わってくる。

細部を拝見しましょう。

SHIMANO DURA-ACE FC-7803

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デュラエースの、しかもトリプル。52-42-30tという攻守最強クランク。

旅するロードバイクにはトリプルクランクってほんとにいいチョイスだと思う。

11速になって以降ラインナップからは消え、ついにはフロントシングルなんてものまで人口に膾炙し始めた昨今ではもはや過去の遺物になりつつあるけど、52-30までの圧倒的にワイドなギア比は重装備の自転車でも簡単に峠を超えることができる。

SHIMANO 105 ST-5603

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まだシフトケーブルが内装される前の105

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フロントバッグ取り付けのために、うまくアウターを下に逃している。

ちょっと前まではこれが当たり前だったのに、今やシマノのSTIはクラリスまで内装になってしまった。

緑のバッジはこの方が大好きな北海道十勝のもの。

聞けば毎年冬に北海道を走っていて、今までの北海道滞在日数は200日を超えるとか。

「冬の雪国の道は最高なんですよ!」
と語る彼の顔は本当に楽しそうで、スパイクタイヤを履いて吹雪の中や凍った湖の上を走った時の写真を見せていただいた。羨ましい…!!

コックピットの温度計

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なるほど、それでこんなところに温度計ついてるのね。

マイナス二桁がデフォの北海道では、今何度なのかが視覚的に見えるだけで面白いんだとか。

いつぞやの旅ではこのメモリの下限までふりきったそう… 企画外過ぎてよくわかんないけど、外でチャリのっていい気温じゃないのは確か。

SHIMANO SPD PD-M990

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この綺麗なペダルは、シマノのSPD25周年記念で発売されたレア物。良い発色。

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エンデュランス系タイヤの定番

ここ見ただけでもこの自転車の歴戦っぷりがわかる

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このタイヤはそろそろ限界は来ているようで、トレッド下のひげが見え始めてる。

でもサイドは密な編み込みがしっかりガード。

私はロードでずーっと4000sⅡを使っているけど、通勤がメインになった最近では4シーズンに変えるのもありかなーと思ったり。


いろんなことをお話しながらのんびり登っていると、あっという間に畳平に到着してしまった…が、

以上です。

エクストリームな環境を何度も走ってこられただけあって、自転車旅の経験もノウハウもめちゃくちゃ豊富。

そのうちのひとつ(?)がこれ。

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R250のフレームバッグは、おにぎりを▽▲▽▲▽▲と配置すれば容量を目一杯使える。笑

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こんな天気だから休憩所で3時間近く足止め食らってたんだけど、お互い今まで走ったところとか、旅の思い出を話してるだけであっという間に時間が過ぎてしまった。

天候が一向に回復しないので、諦めて来た道を下りだすとすぐに視界がひらけてきた。

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もともと畳平から登山するつもりだった彼は、雲間に山頂を見つけると、少し迷って

「やっぱり戻って登ってきます!!」

と、また今降ってきた道を登り返していきました。たくましい人だ。

またどこかで!

おしまい。




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